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2015年 08月 12日
下の写真は、1982年に訪れたインドネシアのバリ。
クタはココナツやしの林の中に、民宿や食堂が点在する海辺の村であり、 ウブドゥは風呂のない宿(備え付けの桶で水浴びをした)が1件だけある村でした。 クタの小道。神々の島にふさわしい落ち着きと静けさがありました。 ![]() ウブドゥの朝市。まだみやげ物やもなく、山間の農村そのものでした。 ![]() 次の写真は、15年後に訪れたバリ、ウブドゥにあるアマンダリ ホテルです。 ウブドゥはすっかり様変わりしていましたが、静けさの面影は 残っていました。残念ながら前回の写真で紹介したクタは、安っぽいお店の立ち並ぶ 界隈に変貌していました。 さて、下の写真1はアマンダリ ホテルのコテージを結ぶ小道ですが、15年前の クタの村の小道に似ていませんか。そうこのアマンダリ ホテルは、その土地に根付いた 風景、文化をホテルの建物、インテリア、庭園等の計画に生かすことをコンセプトに 作られています。写真2はバリで有名な棚田ですが、ホテルのコテージの眼前にこの 風景が広がるように計画されています。 そしてプールですが、写真3のように水面があたかも周囲の風景と連続しているように 見えるよう、水際が工夫されています。(インフィニティ プールという名称で呼ばれて いて、スリランカの建築家ジェフリー バワの設計したホテルのプールにヒントを 得たといわれています。) さらにはプールの底のタイルが、緑色になっていて水面と周囲の風景との一体感を 強調しています。このような細かい工夫により、土地に根ざしたホテルとなって いるのです。 世界のリゾートやホテルの潮流をみると、訪れる人を惹きつけるのはその土地の 文化や景観に根ざし佇まいであることは間違いありません。 そこで大切にしなければならないのは、使っている材料や工法の本物感です。 このことについては次回から少しづつ書いていきます。 写真1:ホテル内の小道 ![]() 写真2:棚田 ![]() 写真3:プール ![]()
by mabg-sky
| 2015-08-12 17:59
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