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2012年 06月 13日
和紙は楮(こうぞ)や三椏(みつまた)の繊維を結合させたものです。
和紙の特徴は原料の繊維の長さあります。 例えば手すき和紙に使われる楮(こうぞ)の繊維の長さは平均7.3mm 三椏(みつまた)は3.2mmですが,機会すきに使われる洋紙の木材パルプの 繊維の長さは1~2mmで、この繊維の長さが和紙の強さの一因です。 又和紙が洋紙に比べて保存状態がいいのは、リグニンという成分が少ないためです。 古い水墨画等をみても、下地の紙が変色していないのはそのためです。 現在では和紙は、建材として見直され始めており、例えば和紙に漆を塗り 表面を強くしたもの等が壁紙として市販されています。 唐傘は和紙に柿渋を塗り表面を強くしたものですが、手すき和紙に柿渋を塗り、 建具の仕上げに使う等は誰でも手軽にできますので、一度試してみては いかがでしょうか。 写真は漆を塗り和紙を、壁と天井のインテリアに使ったものです。 和紙の表面は光を吸収し、てかりがないので、落ち着いた雰囲気がでます。 また、漆を塗ってあるので、多少の汚れはふき取ることが出来ます。 ![]() クッションカバーは、斐伊川和紙に柿渋を塗り自作したものですが、大変強いです。 ![]() 原料となる楮(こうぞ)はくわ科の木です ![]() 三椏(みつまた)は早春に黄色い花をつけるので、庭木にも使われます。 ![]()
by mabg-sky
| 2012-06-13 08:22
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