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2009年 11月 08日
中越および中越沖地震より被害を受けた神社を中心にした視察とセミナーが1
1月の1日から3日まで新潟でありました。 あいにく冷たい雨が降り、山古志村では、雪が積もっていましたが、中身の濃い、 有意義な3日間でした。 書くことはとてもたくさんあるのですが、特に印象残った事柄をピックアップしてみます。 被害を受けた神社を4つほど見学させていただいたのですが、 平面も形状はだいたい同じなのに被害の状況が異なるのです。 その原因のひとつは地盤による被害です。 見学した刈羽村を含む地域は、砂質の土壌で、いわゆる砂質土壌の液状化で 地盤が変形し建物が傾いてしまった神社がありました。 上屋をいくら丈夫につくっても地盤が変形しては建物はひとたまりもありません。 最近はスエーデンサウンディング式のような簡易で安価の調査方法で、地盤の状況を 推察することが一般的となってきましたが、データにもとづいて適切な設計をするのは 設計者の経験と判断です。 建物を建てる時は地盤に対する説明を、設計者からきちんと受けるようにしてください。 山古志村では、地震時の被害のまま残っている民家を見学させていただきました。 土壁が地震の力を受けて先に壊れ、柱と貫による構造が粘って倒壊を逃れた建物です。 現在の法律ではこのようにして地震に耐える、いわゆる民家型伝統工法についての基準がないため、 建築することが事実上できません。 法制化にむけた実験と検討が進められているというのが現状です。 ![]() 地震により動いてしまった地盤。このため基礎がこわれ建物が傾いてしまった。 ![]() 地震力を吸収して壊れた土壁
by mabg-sky
| 2009-11-08 20:09
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