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2010年 10月 24日
9月の末にニューヨークと近郊のニューへブンを訪れた。
建築や街を中心に見て歩いたのであるが、美術館での体験もすばらしかった。 美術館などその所蔵品もすごいが、名画を間近で見ることのできる展示がすごい。 近代美術館では、ピカソのアビニョンの娘たちやアンリルソーの大作の額にガラスが 入っていない状態で、しかもま近で見ることができた。 よくある一定以上近づくとブザーがなったりする仕掛けもない。 近くに監視の係員が立っているだけである。 メトロポリタン美術館ではゴッホの絵の生の筆づかいを見ることができた。 額にガラスがはいっているのとそうでないのとでは絵の見え方がまった違う。 生の絵は大げさにいうと絵が発するオラーがそのまま伝わってくるのだ。 うわべで鑑賞するのではなく、筆のタッチが心のひだにくい込んでくる感じ。 絵の前では旅の時差ぼけや疲れも吹き飛んでしまった。 ヨーロッパの美術館でも同じような額にガラスが入っていない展示があったりもするが、 目と鼻の先まで絵に近づいていい、ということはあまりない。(日本では僕の知る限りない) ブラックの絵を子供に、ここが鼻、ここが口と説明するお父さんの指が今にも絵に触れそうな ほどだったのに、係員の方が特に注意もしないのには、日ごろ日本の監視になれてしまっている 僕には新鮮な驚きだった。 美術鑑賞は教育ではなく楽しみであるという考えが徹底しているからなのだろうか。 近代美術館を訪れた日は、月曜日の午前中にもかかわらず、長蛇の列ができるほどの 人気のスポットになっていることもうなづける。 フラッシュをたかなければ写真もOK.というわけで美術館でのスナップです。
by mabg-sky
| 2010-10-24 17:00
| 美術
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