今日は1日、アート三昧。
出光美術館で山田常山の土の造形を堪能した後、扇谷京子さんの主催する
千駄木のギャラリーkingyoで海崎三郎さんの鉄の造形を楽しむ。
ギャラリーkingyo:http://www.gallerykingyo.com/
知り合いとお会いしたので、帰りは千駄木で一杯。
土と、鉄と、酒。僕の好きなもの三点セットの1日でした。
写真は作家の海崎三郎さんとのショット。
山田常山の土の造形:
丹精込めて削り出された急須と、大胆な自然釉の造形の対比が新鮮。
火に焼き締められ、自然に作為なく歪んだ形が持つ力に、吸い寄せられ
しばし見いってしまう。
海崎三郎さんの鉄:
海崎さんの作品の多くはガウジングという技法で、高温の熱を直接鉄にかけ、
酸素の圧力でえぐりながら、無垢の鉄を形創っていくのだという。
鉄という固い素材を、手の造形に引き寄せる意志。
火は柔らかい土をかため、硬い鉄を溶かす。
両者にに共通する、手の意志と火の力のせめぎあいが造りだす
力強い形に惹かれました。